人生に迷った弁護士の備忘録

大手法律事務所に入ったのになかなか合わず、これからの人生に迷っている弁護士の日々の備忘録。書評が多め(の予定)。

将来の人生設計とか

こんばんは、しゃもじです。

とてもお久しぶりになってしまいました。8月は暑くてやっぱりやる気が出ないですね。お盆休みのタイミングがとても合理的であるということがわかりました。いつの間にか9月になってしまい、日々をなんとなく過ごしていたら、弁護士として1年なんてすぐ経ってまいそうで恐ろしいですね。去年と比べて少しは成長したのでしょうか。むしろ様々な面で退化している気もしますので、あと今年3ヶ月ぐらいは気を引き締めて頑張りたいところです。

 

8月は本当にダラダラ過ごしてしまったので、本もほとんど読んでおらず自分の知識や成長という面では進歩がない日々でしたが、一方で将来の行き先は割と決まってきてそこは一安心です。とはいえ、行き先だけ決まってそこでの営業だったり、ブランディングのプランが何も決まってないので、このままだと成仏します。笑

 

最終的には、ロースクールの方針である「理論と実務の架橋」ということをより現実化させて行きたいのですが、そこの具体的なポートフォリオというか塩梅がまだ固まりません。最初は無理せず、弁護士だけで食っていけるようにしていくべきなのかなとも思っています。

現在の実務家教員制度は理論と実務の架橋という意味ではやや中途半端な場合が多く、結局実務も研究もできる(やっている)人材がどんどん出てこないと意味がないものだと思っています。まあでもそのようなポートフォリオでやっている人も何人かお見かけしますが、その方達はスーパーマンなので、私なんかにできるのかわかりませんが笑

 

最近読んだ本でこの辺のことが書いてあったのはこちらの本です。

 超ざっくりいうと、これからの時代長生きになるから今までみたいな3ステージの人生設計(教育→仕事→引退)では、うまく回らなくなりますよというお話です。若い世代では、いろいろなステージを積んで、5ステージぐらいあっていいでしょという感じです。

 

もうちょっとちゃんとした解説は、サラタメさんのユーチューブをご覧ください。

www.youtube.com

 

大企業(大手事務所も一緒)は、なんとなく3ステージ制から抜け出せていない感じが強いと思います。これからの時代は、このような企業や事務所のブランドにおんぶに抱っこの状態では生き抜けないので、個人として何を重視してどのような人生設計で行きたいのかをよく考えて行かなければならないと思います。

このあたり、本書では、お金(有形資産)、家族との時間(活力資産)、スキル・知識等の所得を増やす要素(生産性資産)、変化、変身を遂げるための資産(変身資産)をその時々でどのようなバランスでどのように築いていくかを考えるべきと述べられています。

 

これを読んで自分の現状はかなりやばいとわかりましたが、かと言って最初に述べた通り、ざっくりとした将来像しかない私は、どのように人生戦略を考えていけばいいかわからず、途方に暮れています。このまま全てなんとなくでいくと全てが中途半端で終わりそうなので、どこかで腰を据えてしっかり考えていかなければならないと思います。先程の分類でいうと、変身資産を増やすというところでしょうか。

とりあえずは自分を知るというか、結局お前は何をしたいんだというところをしっかり考えていかないとだと思います。経験も少ないのでこれからなのかもしれませんが、そうもいってられないような歳になりつつありますし。

 

だいぶ雑な文章になってしまいましたが、今日はこの辺で終わりたいと思います。

ではまた。